ZZ TOP ライブレポート
Reported by Kondo 5/12/2010
― 2010年渡米ライブ観戦 全行程 ―
4/28名古屋出発 → デトロイト(乗り継ぎ) → アトランタ(泊)
4/29アトランタ → フロリダ州メルボルン到着
4/30ZZ TOPライブ
5/1ジャクソンビルへ移動
5/4ZZ TOPライブ
5/6現地出発 → デトロイト(乗り継ぎ) → 名古屋到着(5/7)
4/30 Maxwell C. King Center For The Performing Arts, Melbourne, Florida

キャパが2000人ぐらいでしょうか、大学の敷地内にある上品な感じの劇場が会場でした。スタッフが皆、白髪の年配男女の方々で、セキュリティスタッフも数名だったので写真が撮り放題でラッキーでした。
演奏が始まっても皆立つことなく(禁止なのかよく分かりませんでしたが)、和やかな雰囲気でショーを楽しんでいる感じでした。私は座りながらノリまくりでしたが!
席は前から6列目、一番左の端、ダスティー側でした。みな座ったままでしたので視界も良く、ダスティーのBass音がガンガン内臓に響き最高でした!! ビリーのギター音が少し物足りなく感じられましたが、ステージング、曲間のMC、スーテジ構成、そして勿論、演奏と、本当に一瞬たりとも目が離せず、真に夢の中でライブを見ているような気分でした。
今まで見てきたライブの中でも一番最高に感動しました。後半、アンコール前、Gimme All Your Lovin', Sharp Dressed Man, Legsの3連発では、皆さすがに我慢できなくなったようで、ほぼ総立ち状態でした。お客さんの年齢層が高いため、立っているのが辛そうな人たちも(足が悪い etc...)見られましたが、2時間位でしたがあっという間でした。

   

ツアーバス外でメンバーを待っていましたが、現れませんでした。1人のファンの方はダスティにサインをもらったようで見せてくれましたが、一足遅く残念でした。
5/4 Times Union Center Performing Arts Moran Theatre, Jacksonville, Florida

キャパは3000人位と現地ファンの人が言っていました。こちらは、もろにミュージカルをやるような劇場が会場でした。ただ、セキュリティーが非常に厳しくカメラを向けようとするとすぐに注意をされ、ライブ写真は勿論、開演前の写真すらほとんど撮れませんでした。
テキサス出身の若手バンドがオープニングアクトで出ていました。今ではあまりいない70s'テイストなファンキー、ブルージーなハードなロックバンドでした。
席は前より15列目くらい、中央でした。視界、音のバランス共メルボルンの会場より良かったのですがセキュリティスタッフの警備が異常なほど厳しく、お客さんとの間でいざこざが絶えまなく、楽しみが半減させられてしまった感じでした。VIP席の人たちは立ったまま見ていても注意されないのに、その他のお客さん達が立ち上がるとすぐに注意されるのが異様に感じられ、不公平でした。勿論ライブは良かったのですが、なんだか後味の悪い気分になってしまいました。
"Meet & Great Upgrade Packege"というチケットを買ったので、ライブ後メンバーと一緒に写真を撮ってもらえたのですが、本当に一瞬で話すことは出来ませんでした。
しかし、予想していたので、横浜ホットロッドカスタムショーの時のように手紙と、一緒に横浜H.R.C.Sの写真をクルーに渡しました。ビリーが「読むよ」と、言ってくれました。日本のファンのためにも来日して下さいというようなことも書きましたが、想いが伝わってくれることを願っています。なお、メンバーと撮った写真はWeb上でのみ公開となり、自分自身も未だ見られておりません。

[←]左のバスにビリー、右のバスにダスティが乗っていたようです。ダスティが乗り込むのを見ました! サンタクロースのようでしたよ(笑)
[→]星のついた旗で隠されたバスにフランクがいました。
この日もサインはもらえませんでしたが、ギターテクの人がピックをくれました。
一緒に見ていたバイカー風のファンの人はホテルの外で「ダスティからサインをもらった!!」と、見せてくれました。

2公演とも次のようなセットリストでした。

   1. Got Me Under Pressure
   2. Waitin for the Bus
   3. Jesus Just Left Chicago
   4. Pincushion
   5. I'm Bad, I'm Nationwide
   6. Future Blues (Wille Brown カバー曲)
   7. Rock Me Baby (マディー・ウォーターズ カバー曲)
   8. Cheap Sunglasses
   9. I Need You Tonight (My Head's in Mississippiのイントロ)
  10. Hey Joe (ジミヘンのカバー曲)
  11. Brown Sugar
  12. Beer Drinkers and Hell Raisers
  13. Party on the Patio
  14. Just Got Paid
  15. Gimme All Your Lovin'
  16. Sharp Dressed Man
  17. Legs
    〜 アンコール 〜
  18. Viva Las Vegas
  19. La Grange
  20. Tush

両公演共、ビリーはレスポールを使ってくれませんでした。歪みは抑えられ、全体的にクリアーな印象の音でした。ダスティーのペース音も最高でした!!(自分も一応ベーシストですので) フィンガーピッキング音もばちばち鳴っていて本当にその音の凄まじさに改めて惚れぼれしてしまいました。 フランクは、ひたすら黙々とリズムを刻んでいる姿が渋かったです。バスドラの音もがっつんがっつん来ました。

とにかく、人生初のZZ TOP体験でしたが、言葉では表現出来ない程感動しました!!
少しでも現地での雰囲気が感じ頂ければ幸いです。なんだか長々と書いてしまいましたが、いつの日か他のファンの方々と日本でライブを観られる日を願っています!!

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