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お客さん、いいのありましたか!?


 Muddy Wood
 Muddy Waters の生家が取り壊される際にもらってきた木片で作ったギターです。フレットボードを走る緑の模様は「ミシシッピ川」をあらわし、三角形のヘッドは「デルタブルース」を表現しています。ZZ Top はこれを持って、Hard Rock Cafe のワールドツアーを廻り、その収入をミシシッピにあるデルタブルース博物館に寄付しました。また、ギター本体も同博物館へ寄贈、展示されています。

 Custom Gibson Lone Star
 3人の故郷であるテキサス州をかたどったギターです。中にはコンプレッサー等のサーキットが内臓されており、裏側のスイッチで操作できるようになっています。そしてそのスイッチや電池ボックスの位置は、「テキサスの主要都市の位置に配置した」と言っています。また、かなり音がデカイらしく、「こいつのサウンドの大きさはテキサスと同じ位なんだ」そうです。

 Crazy Cowboy
 Gibson Super 400 を元に、カスタムショップのビルダー、マシュークレインによって造られたものです(毛のギター「Fur Guitar」も彼の作品)。 Recycler ツアーではメインで使われていました。フルアコのようですが実はソリッドボディーで、かなり重いようです。別名で、「ジャイアント・カウボーイ」とも呼ばれています。

 Super 400 Custom by Bolin
 上の Super 400 と同じ形ですが、こちらは、アイダホのギタービルダー John Bolin(現在は House Of JB というブランド)によって作られたものです。 "Muddy Wood Guitar" と同様の模様になっていることから、これは彼らのお気に入りのデザインなのでしょう。

 Neon
 このギターには本物の「ネオン管」が埋め込まれており、最高のステージ栄えを保証します。もちろん実際にコンサートでも活躍しました。

 Viva Las Vegas
 「サイコロをふるか、PEAVY のギター工房に立ち寄るしかない」と言われる、ミシシッピー州・メリディアンにある PEAVY で作られたギターです。ちなみに、これは実際にラス・ベガスで儲けたお金で作られたということです。

 Cadillac
 John Bolin によって作られたこのギターのボディーには、本物の54年製のビュイック(古き良きアメ車)の部品が埋め込まれています。また、このギターシェイプは、Bo Deddliy が以前使っていた Tom Holes モデルと同じ形になっています。

 Hot Rod
 「Eliminator」のアルバムジャケットを飾っている Hot Rod をかたどったものです。後ろのパイプから煙(スモーク)が出るというギミックがあるのですが、「エンジン始動」時にはノイズがすごく、PA スタッフを困らせたらそうです。また、Billy は、本物の Hot Rod も好きで、数台のコレクションがあるようです。

 Eliminator Guitar
 ビデオクリップにも登場するヘッドレスギターです。ちょうどこの頃、楽器業界ではヘッドレスが流行でした。ZZ Top の衣装といい、このギターといい、怪しい雰囲気をかもし出しています。

 TV ギター (?)
 シングル "Stages" のジャケットに使われたもので、1986年のプロモーション来日時にも持って来ました。SONY の液晶テレビ(当時の人気商品?)が内臓されており、弾きながら見られるようですが、実際にギターとして使えるのかは怪しいところです。

 Chiquita
 Erlewine という人が作ったトラベルギターです。Billy はこれがお気に入りで、"Deguello"に収録の"I'm Bad, I'm Nationwide" は、旅先でこれを使って作ったそうです。

 Back To The Future (?)
 あの、バックトゥーザフューチャーIII 出演時に持っていたギター&スネアです。街のお祭りで演奏するバンドマンとして登場した彼らですが、セリフは無かったものの、ちょっとした演技はしており、ここでもギター(しかもスネアも一緒に!)を回していました。

 TEUFFEL Guitar
 現在プロモ用として活躍しているギターで、雑誌のインタビューなどではよく使われています。フジロックフェスティバルではギターテクニシャン Elwood Francies の手によってサウンドチェックだけはされました。ドイツのカスタムビルダーによって作られたもので、これのベース版もあるようです。

 HONDA Z
 1998年の冬、日本のファンを驚かせた HONDA Z の CM で使われたギターです。ボディーは HONDA Z のロゴをそのまま形にしたもので、御存知の通りクルクルとまわせます。そして、ヘッドには "Zender" と書かれています。

 Drums / 1970s
 初期の頃のドラムです。ヘッドには彼らが慕っている"南の兄弟"「メキシコ」を感じさせるイラストが書かれています。

 Drum set / 1980s
 Afterburnr Tour 時のドラムセットです。フロント2人に負けじと、かなり派手なデザインです。
 ある日、スネアのヘッドをチューニングしてもらおうと、ドラムテクニシャンを呼んだところ、そのヘッドは長い間張り替えられておらず、全くチューニングなど出来る状態ではなかったという話があります。

 Drum set / 2000s
 現在のセットです。とても ZZ Top らしいデザインです。Frank がツーバスを使うことは珍しくなく、70年代から使っていましたが、ワンバスのセットもよく使っており、そのどちらかに特にコダワっているということはないようです。
 但し、セットは TAMA のものを愛用し続けています。





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毎度ありがとうございました!



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