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 Explorer
 80年代に使われていた エクスプローラータイプのギター&ベースです。当時、ZZ Top と言えばこのカタチでした。
 最初は、個人的にも親しいディーン(Dean)から貰った赤と黄色のものを気に入ったために使い出したようですが、その後は本家ギブソン製のほか、ディーン製、ボーリン(Bolin:ZZ Topモデルも作っているビルダー)製、メイン用、サブ用、仕上げ違い、色違いなど、何本ものバリエーションが増えました。

 Fur Guitar
 コンサート終盤『レッグス』を演奏する際には必ず使われる有名なギターです。"毛"は、ニュージーランド産の羊毛で、ボディー正面と側面に「毛足の長い布」が貼られているようです。また、これには ディーン(Dean)製の「ギターまわし」用のタイプもあり、それらはビデオクリップで見ることが出来ます。
もとは、ビリーがディーンに、「羊の皮を送ったから、それをギターに使って欲しい」という電話かけたのが始まりで、(馬を訓練していた彼女がいたという)ディーンによって、「馬の毛用トリミング器」を使って作られました。
ちなみに、ダスティは、「弾いていると毛が落ちるんだよ。」と言っています。

 Fender Esquire Black
 「アンテナ」ツアー以降、ステージでよく使われていたギターです。 フェンダーカスタムショップの Larry Brooks と John Page によって作られました。インレイや彫刻の違う数種類のバリエーションがあります。1ピックアップ、1ボリューム、1トーンというシンプルな構成ながら、インレイはニューヨークの Dave Nichols、シルバーの彫刻はハリウッドの Gabor、ノブは Jim Lyse のラバーグリップノブなど、それぞれのパーツにはタダならぬコダワリを見せています。そして、ヘッドにはカスタムショップ製であることと、"Not Contoured Body"(コンタード・ボディじゃない!)と、書かれています。 尚、このギターは、フェンダー・カスタムショップ・チームビルド製として、ごく少数が流通しています。ネックはビリーのレスポールに合わせた極太シェイプ。PUはスタックタイプのシングルコイル。試奏した経験があるのですが、とても太く、且つ前に出る音が印象的でした。

 Fender Electric Bass
 Antenna 〜 Rhythmeen ツアーで使われていたベースです。ジャズベースシェイプのボディーに Symore Duncan を搭載。Billy のギターに合わせ、これにも数種類のバリエーションがあります。
 Dusty Hill は、「クランチサウンドで且つ、少し丸みを帯びている音」が好みだと語っていますが、ステージでの音を表現すると、「ひどくNastyで汚いサウンドだ」そうです。

 Esquire & Bass by House of JB
 富士ロックフェスティバルを含む、XXX ツアーの最初の頃に使われていた House of JB (John Bolin という名の ZZ Top にとっては馴染みのカスタムビルダー) 製のギター&ベースです。もちろん Dusty とお揃いです。また、ヘッドの形がフェンダータイプでは無く、昔ながらのアコギ風なのが特徴です。

 Esquire by House of JB with Knives
 最近の XXXツアーで使われているギターです。 なぜかナイフが突き刺さっています。ボディーの木材は、「まるで昔の車のボンネットのような大きさの、アフリカン・マスクの残材から削り出した。それは半ダースのギターを作るのに充分な量だったよ。」と、語っています。

 Tokai Les Paul
 日本製、トーカイのレスポールタイプです。Rhythmeen ツアーの直前に買われたもので、それ以降のツアーではもちろんのこと、モントルージャズフェスティバル(1996)や、フジロックフェスティバル(1999)でも使われました。ライブでは "Just Got Paid" 等の曲でスライド用として使われるため、オープンEチューニングになっています。

 Gibson Les Paul Gold Top
 Rhythmeen のレコーディングとツアーで使用されたものです。カスタムショップ製で、セミホロウボディー、PUはリアに、P-100 が1つだけ搭載されています。
 ちなみに、Billy のギターの好みは、 太いVシェイプのネック(本人はそれを「野球バット」と呼んでいる)に、50年代中期の平らで高く、細いフレット。そして、ストップ・テール・ブリッジだと語っています。

 Fender Prececion Bass '51
 Dusty の古くからの愛器で、現在もレコーディングに使用されています。いくつかのパーツは交換されているものの、1951年に世界初のエレキベースとして発売されたオリジナルモデルのようです。Dusty の持つ殆どのベースがこれと同じく、テレキャスヘッドに未コンタード加工という特徴があります。

 Gibson Les Paul '59 "Pearly Gates"
 Pearly Gates の愛称で呼ばれる 59年製の Les Paul です。とにかく Billy にとってこのギターは基本であり全てです。レコーディングでは常に使われており、このピックアップを参考につくられた Symore Dumcan の "Pearly Gates" が、Billy 所有のほとんどのギターに搭載されています。
 その昔、John Mayall and the Bluesbreakers での Eric Clapton の Les Paul + Marshall というサウンドに魅了された 彼が数年に渡って探した求めた1本で、Pearly Gates と呼ばれるきっかけになったのはこんな話からです。
 ある時、ガールフレンドの Renee Thomas が映画のオーディションを受ける為、カリフォルニアに行くことになりました。Billy は自分達の持っていた古い車(36年製のパッカード)を与え、彼女は無事にテキサスからカリフォルニアまで行くことが出来ました。それどころか、彼女はオーディションにも合格したのです。その後、彼女はその車を売り、売った代金250ドルをバンドに送り返したのです。お金が到着したちょうどその日、Billy Gibbons はこの Les Paul を見つけたのです。
 1968年のことでした。その Les Paul はヒューストン郊外の農家のベッドの下に転がっていたそうです。「幸せを運ぶ車を売って得たもの、神の音楽を奏でる楽器だから、"Pearly Gates" にするといい。」Billy とガールフレンドはこう話し、そのギターはそう命名されたのです。

 Gibson Flying V '58
 1958年製の Gibson Flying V です。いわゆる「コリーナV」と呼ばれる非常に希少価値のある、マニア垂涎物のギターです。恐らく、アルバム "Fandango!" のジャケットに写っているのもこのギターでしょう。上の Pearly Gates を捜し求めているときに見つけた1本で、ライブでも良く使われていたようです。

 Gibson Explorer
 オリジナルの Gibson Explorer です。80年代には、DEAN の Explorer シェイプを使っていましたが、もとからこの形も好きだったそうです。恐らくこれも、Pearly Gates を捜していた過程で見つけたもので、50年代のオリジナルモデルのようです。

 Bo Diddley 1960 Gretshe
 詳細は不明ですが、これとは別に、ボ・ディドリー本人から貰った「ジュピター」も持っているので、これも彼からもらったのかも知れません。

 Artisan-Eight Custom "Bo Diddley" in exotic finishes
 Billy Gibbons の注文によりテキサスのギタービルダー Robin で製作された Bo Diddley Custom です。木目といい、パーツといい、かなり贅沢な仕上がりになっているようです。

 Fendar Jaguar
 これは、Billy が手にした2本目のギターだと言われています。ピックガードにはVUメーターが取り付けられ、ボディーには、サーフボードのメーカー、RICK社のペイントがされています。また、アルバム「Antenna」に収録の "PCH" ではレコーディングに使われました。





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