■ バンドマンのための検索エンジン活用法 ■
 趣味でバンドをやっていると、いろいろな曲をコピーしますよね。  そんなとき、歌詞コード譜があるとすっごく便利です。  そこで、バンドマンのための検索エンジン活用法を書いてみたいと思います。
課題:「ジギー・スターダスト」の譜面を探せ!
 デビッド・ボウイの名曲「ジギー・スターダスト」。この曲の歌詞や譜面を探してみましょう。  1.検索エンジンに行く    Google がいいと思います。  2.キーワードを入れる    ここがミソです。今回は、歌詞、コード譜、タブ譜の3種類を探してみましょう。   (1)歌詞が欲しい!      こんなキーワードを入れてみましょう      解説:       (a) ダブルクォーテーション(")は付けましょう。つけることによって、         「ジギー」と「スターダスト」が1つの単語となり、検索しやすくなります。       (b) 「lyric」とは、もちろん「歌詞」のことです。       (c) 洋楽なので、もちろん英語でスペルミスなく書きましょう。       (d) 大文字でも小文字でもOKです。       (e) 空白は、半角スペースです。   (2)コード譜が欲しい!      こんなキーワードを入れてみましょう        または、      解説:       (a) 「chopro」とは、一般的にコード譜につけられた拡張子です。何の略かは知りません・・・       (b) 「chord」とは、「コード」なので、まぁ、そのままです。   (3)タブ譜が欲しい!      こんなキーワードを入れてみましょう        ベースの場合は、      解説:       (a) 「tab」って、そのまま「タブ」です。普通はギターのタブ譜が検索されます。       (b) 「btab」って、ベース用のタブ譜です。頭に「B」が付いています。  3.検索ボタンを押す   どうでしょう、見つかりましたか?  4.最後に    最近では、歌詞や譜面の専門サイトもかなり増えてきました。そこに行けば、ある程度有名な   曲なら見つかるでしょう。    しかし、マイナーな曲やジャンルが違う曲など、同じサイトでは見つからない場合が多々ある   のです。そんな時、今回の方法が役に立ちます。検索エンジンなら世界中のサイトから希望の曲を   探してくれるのですから。    また、ここでは洋楽を前提に話を進めていますが、最近では邦楽の歌詞やコードも手入し易く   なりました。こちらは、キーワードに日本語を入れて検索しまょう。(例)「はなわ SAGA」
★ コラム 〜 検索思い出話 〜
   その検索範囲の広さと、更新の速さで話題を集めた Goo(Googleではない)が登場したころ、   FTP Searchというエンジンを知った。それは、少しマニアックな、そして、少しキケンな検索を   楽しむ人々が好んで使うエンジンだった(と思う)。FTP Searchの本来の目的は、UNIXの   コードやバイナリを検索・取得するもののはずだ。(まぁ、一般的ではないということ)   しかし、いくつか検索して遊んでいると、個人的に使っているファイルがサーバに置いてあったり、   個人的(???)に、使っているソフトウェアが置いて(正確には「上げて」)あったりと、   面白いものが見つかってしまうのだ。    そんなある日、ファイルの名前が曲名になっているものを見つけた。   何も考えずにクリック。中を見てみると、そこには歌詞が書かれていたのだ。ほかのファイルには、   コード進行まで書かれている。そんなファイルが大量に置かれていた。    そう、上の検索方法で探したファイルは、昔FTP Searchで偶然見つけたもののひとつだったのだ。   このとき、拡張子に「.chopro」や「.tab」があることを知り、意味を知らないながらも、    現在でも曲名検索に役立てているのである。   ちなみに、現在はFTP Searchを使わずとも、Googleで、楽に曲名検索ができるようになっている。   Written by ZZ 2004 (zztop.hippy.jp)