OPBの魅力に取り付かれて以来憧れていた、オールドのシングルコイル仕様のテレキャスターベース。近年のオールドベースの高騰は天井知らずの状況で、今決断しないと入手はますます困難になるので、思い切って決断し購入。
見た目は、39年の年月を経ただけあってウェザークラックがあちこちに走り、ヘッドのトップラッカーは焼け、メタルパーツはあちこちのメッキが剥がれている。年式相応の経年変化と言えるのではないだろうか。
サウンドは普通のプレベとはやはり違うけれど、これはこれで魅力的なサウンド。シンプル極まりないシングルコイルのPUだけれど、見た目とは裏腹に豊かなローエンドをアウトプットしてくれる。
サウンドもさることながら、このルックス。これはもう芸術品の域に近い。何時間眺めていても飽きることが無い。
これからメインのベースとして活躍してもらおうと思っている。現在はこれとハムバッカー仕様のテレキャスターベース、あとプレベのフレットレスでサウンドを組み立てている。とりあえず、もう一生手放せない大切な相棒。
ショップで見かけて一目惚れに近い状態で購入した逸品。このベースでOPBの魅力を知った。プレベというモデルネームなのに形が違う。この点に惹かれて試奏してみたところ、そのサウンドが気に入ったのでお持ち帰りと相成った。
1955年のプレベを再現したもので、ボディ材はアッシュ。ボディのトップとバックにコンター加工が施され、プレイアビリティのアップが図られている。ネックはメイプルの1ピース。後のプレベよりグリップが太く感じるが、プレイ上の問題は無し。
購入したのは2年ほど前なのだけれど、自分自身がこのベースを御することができず、ずっとクローゼットの奥にしまわれていた。しかし、1回知ってしまったOPBの魅力には抗することはできず、また引っ張り出してきたという次第。コイツを弾いているうちにますますOPBに取り憑かれてしまったようで、ついにオールドのテレキャスターベースの購入に至る。しかし、オールドとこのモデルは決して同じサウンドでは無いので、場面によって使い分けられればいいと思っている。
見るも鮮やかなブルーフラワーを纏ったOPB。ボディ材は恐らくバスウッド。アッシュという記述も見たことがあるが、重量が1955年モデルと比べて極端に軽いのでたぶんバスウッドボディだろう。ボディにはコンター加工が施されている。
オリジナルではテレキャスターベースのスペシャルカラーのモデルとしてリリースされているが、このベースのヘッドにはプレシジョンベースのロゴが貼られている。テレキャスターベースはスラブボディしかなかったけれど、これにはコンターが入っている。ゆえに若干中途半端なリイシューという感が否めない。他にもオリジナルでは順巻きだったペグが逆巻きだったりと相違点は結構ある。まぁあくまでも雰囲気を楽しむという程度だったらまったく不満は無い。
コイツは現在自宅練習用として非常に重宝している。いつか機会があったらステージでも使ってみたいとは考えているけど、この派手なカラーリングが自分に似合うかどうかはちょっと疑問が残る。