第18回 ヨコハマ・ホットロッド・カスタム・ショー
2009.12.06 in パシフィコ横浜

2002年、2005年に続き3度目の同ショーでの来日。今回、私は初めて開会式から見ることが出来ました。今年の目玉となるクルマたちが爆音と共に入場してくる開会式、もちろんそこには、奥様を助手席に乗せ愛車を運転するビリーが! カッコイ〜! と、思うやいなや、車が定位置についた後、彼は身を乗り出し、自分のデジカメで他のホットロッドをバシバシ撮りはじめました。親近感がわくというか、お調子者的な彼の性格が良く分かる微笑ましい場面でした。

開会式が終わると一旦ビリーは奥に引っ込みます。サイン会場となる場所では既に人が集まり始めました。しかもクルマ好きというより音楽好きという面々ばかり。今回は限定Tシャツが発売されておりこのタイミングで私も1枚ゲット。ショー終了時にはほとんど売り切れていました。そのTシャツの裏には今回の愛車「メキシカン・ブラックバード」が迫力のアングルでドーンと描かれています。

そして、お待ちかねサイン会が始まりました。まずは長蛇の列。ビリーのサインに並ぶ方々は会場の他のお客さんとは、一見して違うのがよく分かります。もう、ビリーだけが目的!
サインをもらうため愛用のギターを持参する方は多いのですが、四角いボ・ディドリー・モデルにペイントマーカーでピンストライプを書いてもらう方や、例のギブソン・パーリーゲーツを持参してきた方などもおられました。
他には、ビリーに自分のメッセージを伝えようと手紙を書いて手渡す方も。実際、ビリーに面と向かって会うとかなり緊張します。あの超大物、ギターヒーロー、アイドルが目の前にいるわけですから、嬉しさと緊張と興奮でうまく話せず、すぐに「はい、次の方〜」となるのがオチです。手紙を事前に書いておき手渡すというのはすごくいい手だと思いました。次回は私もやってみたいと思います。


今回、特徴的だったのはビリーとその奥様が小さな子供に対してとても楽しそうに相手をしていたことでした。4〜5歳の子供がサインを求めにやってくると(実際はそのお父さんが連れてきているのですが(笑))、自ら子供を愛車に乗せ、子供と車をモデルにパチパチとデジカメを撮りだしギボンズ夫妻は大はしゃぎ。あんなに子供好きだったとはちょっと意外です。結婚して数年たち歳もとったし心境の変化でもあったのでしょうか。以前、「テキサンは家族を大事にするんだ。」という記事を読んだことがあるので元々そうだったのかも知れませんけども。
そんなビリーの周りを、私はずっとウロウロしていたので気になったのか、私がビリーに写真を撮られてしまいました!(感激! アメリカに帰って俺の写真見たかな? アホ面した日本人の写真!)

いずれにせよ、今回もビリーのファンサービスぶりは素晴らしかったです。この日も計3回のサイン会を実施し、サインを求める全ての方に(もちろん無料で)サインをし、握手をし、一緒に写真を撮り、ちょっとした受け答えもしていました。彼の優しさがとてもよく現れていました。
ちなみに今回私は、ビリーの写真集や1970年代のポスターを持参しサインをしてもらいました。今年で3回目。合計するとけっこうな数のサインになりました。ファンとしては嬉しい限りですが本音を言うと「サイン会はいいから、日本でライブやってくれ!」なんですけどね。
(これは、ZZファンの友人との酒の席での話。ビリーが来日しても一切演奏をせず、各種メディアや音楽誌のインタビュー記事にすら出てこないのは、おそらく事務所との契約上そうなっているのではないかと。もしこれでちょっとでもギターを弾いたり、ZZ TOPメンバーとしてインタビューに答えたりするとムーンアイズが呼べる値段じゃないんだろうなと・・・。ただの想像ですが。)

しかし、これを機会に遠くから来られたZZ TOPファンの方などにお会い出来て本当に楽しかったです。こんな機会がないとZZ話もなかなか出来ないですしね。(と、お会いした方々は口を揃えておっしゃっていました(笑))
本当にありがとうございました。また別の機会にもお会いしましょう!


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